2011年8月6日土曜日

適度な運動強度

元サッカー日本代表の松田直樹さんがお亡くなりになりました。

ここに故人のご冥福をお祈りします。

練習中の心筋梗塞。

スポーツは、極度のストレスを心身に掛けますから本当に注意が必要です。

巨人軍のコーチだった木村拓也さんがお亡くなりになったことも忘れられない

出来事であったものが、またも残念でなりません。

そこでスポーツをやっていらっしゃるあなた。或いはお子様が慢性蕁麻疹、あるいは

アレルギー体質で悩みながらスポーツをやっていらっしゃる方には、ぜひ、一読を

お勧めする本がございます。

スポーツは体にわるい―酸素毒とストレスの生物学 (カッパ・サイエンス)

1992年に発行された加藤邦彦さんの著書です。

20年近く前の書籍でありますが、色あせることなくスポーツの危険性について、

論理的かつ科学的に説明されています。

酸素毒とは、みなさまご存じの活性酸素です。

活性酸素は吸ったうちの約2%の酸素が体内で、毒性を持った形に変容し、

最後は水になり無毒化するのですが、この活性酸素が体内で遺伝子に傷を付けるなどして、

病気の原因を作ることが明らかになっています。

いま、問題となっています放射性物質も、放射性物質が体内に入ると、活性酸素が

大量に発生することによって、癌や白血病を発症することが明らかになっています。

本著は読んでいただければ分かりますが、スポーツをやめろと言っている訳ではありません。

健康によいと信じられているスポーツには、意外にも、いろいろな危険性があることを

教え諭してくれている書籍です。

私がつねに申し上げていますように、適度な強度な運動なら良いのですが、

過度な運動はけっして体にプラスにはならないということです。

そのことを理解した上で、スポーツによる達成感や倶楽部に所属することによって

学び知る人間関係などプラスの面を活かすためには、活性酸素対策が不可欠ということです。

活性酸素対策はアレルギー対策にも繋がりますので、また改めてご紹介します。

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