2011年5月24日火曜日

キャリーオーバーの罠

加工食品は、原材料を表示するようになっております。

そこにキャリーオーバーという制度があります。

厚生労働省のサイトには、

(定義)原材料の加工の際に使用されるが、次にその原材料を用いて製造される食品には使用されず、その食品中には原材料から持ち越された添加物が効果を発揮することができる量より少ない量しか含まれていないもの。

と定義されています。

また、例が挙げられていました。

例  せんべいの味付け用に、安息香酸(保存料)を使用したしょうゆを用いたとしても、当該添加物が最終食品であるせんべいの保存料として効果を持たない場合にはキャリーオーバーに該当

上記例から申し上げれば、せんべい自体に保存料を使っていないため、使用した醤油に安息香酸が入っていても、【無添加】と表記することが可能となっています。
また、業者も勝手知ったるもので、ぎりぎりまで無添加と唄いながら、添加物を使用したり、ノンカロリーと言いながら、ブドウ糖果糖液糖や砂糖を使用しているケースもあります。

故に、原材料表記を鵜呑みにすることは、アレルギーをお持ちの方には推奨できることではありません。かと言って、すべてを疑って掛かれば、何も食べられるものがなくなってしまいます。

ですが、添加物だらけのものを食べていれば、やはり慢性化した蕁麻疹やアレルギーから脱却することは難しいでしょう。


知識を持つことで、蕁麻疹が出る状態を作らないように心掛けることが大切です。

ちょっとした違いが、あなたをかゆみから開放します。

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