4月21日にNHKEテレきょうの健康で放送されました
じんましん 治療のポイント NHKオンライン
こちらの放送では、治癒するための考え方、心の持ちようの大切さを説かれていました。
皮膚病の専門家であり、じんましんの研究をされている広島大学大学院秀道広教授が解説しました。
そのなかで、じんましんを治したいという人の多くが原因を追及してしまいがちであると。
ところが、じんましんの原因のうちなんと、72%が原因不明とのことです。
![]() |
じんましんの原因不明率は72% |
原因が判明しているうち物理的刺激を伴うもの(皮膚のこすれ、寒冷、日光など)によるものが16%、
発汗によるものが3.8%、アレルギー、食べものが3.4%だそうです。
思い返せば、自分自身も原因が明らかだったのは、小学生のころ悩まされた寒冷じんましんでした。
これは冬場、冷たい風にあたると、冷たい風が当たった顔を中心に発症することがありました。
こちらは温かい部屋に戻り、抗ヒスタミン薬を飲めば治りました。
ところが、やっかいなのは原因不明のものです。
大きく捉えれば【疲労】によるものなのでしょうが、小学4年生、20歳のときに、じんましんで入院したさいの原因というのは明かではありません。
いずれも血液検査ですが、腎臓、肝臓の数値が悪いということはありませんでした。
じっさい良くないから発症している訳ですが、数値に出ないところに、慢性化したじんましんの大変さがあります。
治療していく上で、まず、心持ちとして、
原因が何か分からなくてもなるケースが大半なので、原因追及にとらわれないことが必要だと述べられていました。
たしかに。自分自身を振り返ってみても、治ったものの、原因は判明しておりませんから、そこを気にしなくなったことが、じんまんしんから解放された一因かもしれません。
その考え方を構築した上で、
抗ヒスタミン薬でじんましんが出ない状態を2ヶ月作るということを述べられていました。
出なくなったら、抗ヒスタミン薬に頼らずに発症しない健康体を作っていく必要があるそうです。
ただし、途中で諦めてしまったりして、慢性化するケースもあるそうなので、ここは医師とよくよく相談して進行していくひつようがあるでしょう。
これで通常は寛解するのでしょうが、自分の場合、治ったかと思ったら、1年後にまた発症したりするなどの繰り返しが20年あまり続きました。
もしかしたら、これをお読みいただいているあなたも、同様の症状を呈しているかもしれません。
根治されるには、一時的には薬に頼ることは必須でしょうが、その後は、自然治癒力を高め、じんましんが出ない体質作りをせねばなりません。
その方法論については、自分自身が試して良かったものを中心に今後もご紹介していきます。
まず、今回は秀道広先生が、ご教授下さったじんましんの発症原因が不明でも気にしない、追及しない心持ちを作っていくことを一つの目標としましょう。
いつも最後までお読みいただきましてありがとうございました。
0 件のコメント:
コメントを投稿